食品流通の基礎知識、地域の資源を生かした商品開発(第5回)
こんにちは。
みのり@食業塾です。
昨日は
第5回の講座、
食品(特に農産物)の流通、
そして
地域資源を生かした商品開発でした。
講師は中村学園大学の甲斐諭先生でした。
今
「食」をめぐって様々な変化が起こっています。
たとえば
安全性の問題、国際化による流通の再編、後継者の問題、環境、
地域資源の活用などがその一例です。
今回はそれらの変化の中で、日本の農業がどのような状況にあるのかを
学んでいきました。
青果市場で取引される金額は年々加工気味であることがわかります。
また、農業に携わる方も1960年代に比べて現在はその
10分の1程度。
全産業就業者数の
4.2%にしかならないとのことでした。
一方で食品の
輸入は輸入食品での事件が起こると1時的に下降しますが
全体的に伸び続けています。
このような中で、卸売市場はいかに生き残っていくべきか。
卸売市場を集約して効率化させる、電子化、コストの削減
流通の効率化、適正な価格をつけること、取引の決済方法の改善など
さまざまな課題があることもわかりました。
あと、私たちもよく耳にする
「自給率」のお話。
実は重さではかる、カロリーではかる、金額ではかるなど
さまざまな計算方法があります。
カロリーベースだと日本は
40%と非常に低い数字になるそうです。
(ちなみに1位の豪州は
237%。穀物や牛肉の生産が多いのでカロリーも高くなります)
あとは農業政策の話など。
海外事例含めていろいろとお話しいただきました。
…ただ今回はちょっと欲張って内容を盛りだくさんにしすぎた気も…と。
(事務局反省)
絞り込みが必要ですね。
講座後は、いつもの通り交流タイム。
企画書概要の提出日だったため、
各チーム追い込みモードでした。
来週はお休みです。また10月26日に実施します。
(講義は毎回twitter での実況も行いますよ!
みのり
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